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お待ち遠さまでした。 こちらが エクステリアセット でごじゃります❣

今回は、筆者が担当させて頂いております外構工事のエピソードです。

 いやぁ、久しぶりに筆者が担当する工事をご紹介出来るので、肩ならぬ指に少々力が入っております。昨年11月にガレージ、8月にカーポートの設置を施工事例でご紹介しました。が 筆者は外構工事の担当から外れて、事務所でパソコンと格闘の日々を過ごしておりました。自身が担当した工事の施工事例案内ともなると、昨年3月の弊社独立オーニング設置工事となり、ほぼほぼ一年ぶりの案内です。
 弊社のブログには現在62件投稿していますが、一件を除いた全てが施工事例のご紹介です。ただ、全ての工事を一度に紹介するにはボリューミィー過ぎて、勿体ないオバケが出ちゃいそうなので、複数回に分けてご紹介しました。これを施工事例として投稿する為には、その度に建物種別や築年数などの基本情報を入力しなければなりません。特に62件中50件は、新築工事後の外構工事丸っとを50日間連日投稿した案件です。50日連続で基本情報を入力するなどの徒労を回避するために、ブログ形式を選択しました。しかし、施工事例に比べてブログに対する評価は劣っている事を、後日知りました。この紹介が114件目の施工事例となりますが、ブログを選択していなければ、約180件に到達していました。今思えば、洗濯 もとい 選択ミスであった事を認めざるを得ません。愚者というそしりを免れない筆者 慈悲を乞うようですが、是非ブログも覗いてやっておくんなまし。

 未だ残暑厳しい九月、可愛らしいお子様とご一緒に仲睦まじげなご夫婦が事務所にお見えになりました。応接セットにご案内して担当者がお話を伺います。
 後からわかったのですが、こちらのお客様には弊社の不動産部門がお世話になってたそうです。新築される為の土地を探していらっしゃったお客様のお手伝いをさせて頂いたのです。その際には不動産部のエースが尽力し、ご希望に沿った内容でご案内することが出来ました。エースは現在も活躍中で、分譲・売買・仲介・管理とバリバリ絶賛営業中ですので、興味のある方は弊社ホームページも覗いてみて下さい。👇
https://y34.co.jp
 どうやら外構工事のご相談らしく、久しぶりに声が掛かり、同席させて頂くことになりました。
 外構は、新築の際に地場の工務店さんが施工されたそうです。ただ、敷地奥については当時用途を決めかねていらしたそうで、山砂整地に留めておいででした。前面道路から敷地奥に向かう通路には5箇所の植栽スペースがありましたが、うち2箇所は植樹されていませんでした。
 今回のご相談は大きく三点。
 一つ目は、駐輪場を設けたい。
 二つ目は、山砂整地に留めている敷地奥に雑草対策を施したい。
 三つめは、植栽スペースの植栽を移植などして跡のスペースに雑草対策を施したい。
 以上三点でした。
 百聞は一見に如かず 特に外構工事は現況を見てみないと何とも言えない点もあります。幸いこの後お時間を頂けるとの事だったので、そのままお宅にお伺いしました。

 九月の日差しは手加減を知らず、移動の為の車中には灼熱という形容が相応でした。お宅に到着すると、お話を伺いながら現状を確認し、必要な寸法などと共にメモします。このメモ書き、決して他人にお見せすることが出来ません。文字が解読不可能なだけでなく縦・横・斜めに書き散らかしていて、人目にさらせば汚点が増えます。
 一つ目のサイクルポート、事務所でカタログを見ながらお勧めの製品をご案内していました。ご希望の設置場所はウッドデッキを降りた屋根が掛かっているスペースでした。設置出来なくはないのですが、既に土間コンクリートが打設されているので、柱を埋設する部分はハツリを伴うことになります。また、埋設後に柱脚周りを補修しますが、先打ちしたコンクリートとは見た目が異なる仕上りとなります。そこで、道路から敷地に入り通路をまっすぐ突っ切った、敷地奥の突き当りをお勧めしました。
 二つ目の敷地奥の雑草対策ですが、先ずは固めるかどうかです。100%ではありませんが、防草シートの上に砂利を敷設することで、ある程度は雑草対策が可能です。但し、雑草の生命力は馬鹿に出来ないので、繰り返しますが100%ではありません。コンクリートなどで固めてしまうのも悪いわけではないのですが、個人的には水を大地に還元するスペースも大事にしたいと思っています。敷地の奥でもありますし、砂利を使えば侵入者を音で察知出来るので、防犯効果も期待出来ます。これがアプローチなどの屋外とリンクするスペースともなると、ヒールに砂利が挟まったりなんて面倒な事もあるので、お勧め出来ません。よく云ううじゃありませんか TKO じゃなくてTPO ってやつです。この時点ではお客様のプランは未だ確定していませんでした。そこで、石貼りや化粧砂利洗い出し仕上げ・土間コンクリート・防草シート+化粧砂利敷設などを組み合わせたいくつかのプランを準備して、イメージパースと共にコストを比較してご検討して頂くことになりました。
 三つ目も雑草対策としては同様なのですが、こちらは奥様の方から方形石をサークル状に貼りたいというご要望がありました。施工後の写真で乱形石貼にしているのには二つ理由があります。大きな丸い円であればメーカーによってはサークルストーンなどという名の専用の石が準備されています。しかし、今回は円が小さく楕円であることから、方形石を使うと材料のロスが大きく、石を切り合わせていく手間が掛かってしまい、とても高くついてしまいます。一応ご提案の際に見積書としては、方形石貼でご提示しました。二つ目の理由はCADのソフト上、小細工なしにはサークル貼が出来ませんでした。

 以上の内容でプラン作成に掛かりましたが、何分にも要領が悪い筆者 図面と見積書を整えるのに一ヶ月程掛かってしまい、お詫びの言葉もありませんでした。この際のプレゼンテーションについては、後日またご案内させて頂きます。
 そう云えば、こちらの奥様は筆者の稚拙な施工事例をご覧頂いている と、とても有難いお言葉を掛けて頂きました。面白くもない案内にお付合い頂き、誠に有難う御座います。これからも乏しい語彙を使い回しながら、投稿を続けて参りますので隙間時間にでも眺めて頂けると幸いです。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

雨が降り 風が吹き 泣きたい車体 風強い雨の日は躰も濡れる 屋根かけて 壁建てて 愛車には がれ~じ

今回はガレージ設置をしたいというご依頼を賜った際のお話です。

 今回ご依頼頂いたお施主様の敷地内には、諸般の事情により駐車スペースを設けることが出来なかったそうで、近くの駐車場を借りて車を停められていたそうです。
 その駐車場には屋根が掛かっておらず、大事な愛車は、日々天日・雨露・風にさらされ続けていました。事情による露天駐車 やむを得ないのでしょうが、当然車の痛み方は早くなります。
 大事な愛車に長く乗られたいのであれば、せめてカーポート、予算が許せばガレージで愛車を甘やかしてあげて欲しいものです。
 車だって、愛を欲しているでしょうから!

 ようやく思い立たれたお施主様は、この度近くに駐車スペースを準備され、大事な愛車を守るべく、ガレージ設置を決断されました。
 さて、腹をくくったはいいが、工事を何処に頼んだもんか?と悩まれて、インターネットで色々と探されたようです。その際に、弊社のページを見られたのがご縁で、今回のご依頼となりました。
 工事内容としては、ガレージ設置とガレージ内から前面道路接道面までの土間コンクリート工事となります。
 先ずは、車の台数と大きさからガレージのサイズを決定し、アクセントとなるシャッターの色を選択します。
  次に数あるオプションの選択です。ハンバーガーショップで云うところの、メインのハンバーガーを注文した後のご一緒にポテトは如何ですか?的なヤツです。今回の場合、ご自宅は別の敷地となるので、車・人共にシャッターからの出入りとなりますから、引戸やドアなどの補助の出入口は不要となります。
 オプションの中では、他は捨て置いてでもシャッター補強パーツはゲットすべきでしょう。
 後はお施主様のニーズに合わせて棚や換気扇、換気ガラリや明り採りなど、メーカーさんがあの手この手を駆使してお施主様のお財布のヒモを狙いに来ます。

 今回設置されたのは、約6,600W×6,300D×2,600H(水上)の二台用です。何と12坪超えの広々としたガレージで、私のお部屋の四倍を軽く上回りました。つまり、これだけの広いスペースを与えられる愛車二台と比べたら、私一人の価値は軽く四分の一を下回るということでしょう。
 悲しい現実から目を背ける為にスペック紹介を続けると、必須のシャッター補強と小窓二ヶ所のみのオプション選択となりました。
 工事はガレージの遣り方に続きガレージ基礎工事、今回はCB積みではなく、型枠を組み鉄筋を配筋して打Conする布基礎です。その後は土間コンクリート仕上げとなるゾーンの下地調整・転圧です。今回は二台用なのでシャッターが付く前面には真ん中に中柱が建つ為、中柱部の床掘とベースConを打設します。
 この後は、ガレージ本体を設置する業者さんとバトンタッチ。こちらは弊社エクステリア施工事例で常に主役を演じるエクステリアの達人こと くまのプーさん 
です。今回も、颯爽と現れたかと思ったら、あっという間に組上げてちゃっちゃと完工。あんまり速いとお巡りさんに捕まっちゃいますョ!
 ガレージ本体設置後は再び選手交代です。今回はガレージ内に水が入らない様にシャッターを境としてドマConに段差を付けるので、コンクリートは二度打ちとします。一度目はガレージ内部で段差を付けるラインは枠留めとします。屋根壁・シャッターに覆われているのですが、水が入ると抜けず、乾くまでシャッターを開けっ放しにしないといけなくなるので、水勾配は少なくとも1%は欲しい所です。
 打Con前に配筋しますが、こちらは重量がかさむ車輛でもないので、ワイヤーメッシュ筋とします。コンクリートのかぶり厚を確保する為のサイコロは、転倒の可能性もあるので、打Con当日敷設します。
 一度目の打Con後は、養生期間中に二度目の打Con準備です。
 二度目の打Con後養生期間を経て、シャッターを吊り込めば、待望のガレージの完成です。

 十月初旬に無事工事が終了し、お施主様へのお引渡しに伺いました。今までは、愛車に雨ざらしという悲しい想いを強いて来られたのを悔いる様な眼差しで ”これからはお互い濡れずに済むから” と快適なカーライフに思いをはせる様なお施主様でした。
 これからは、今までの分 倍返しでCarさんに愛情を注いであげて下さい。

古き良き昭和のシャッター

今回は長年使ってこられた車庫のシャッターを取替える際のお話です。


こちらは長年母屋に従い、お施主様の大切な愛車を守り続けてきた車庫で、一目見ただけで古き良き時代 昭和 の臭いが香り立ってきます。
既にウン十年の長きにわたり、苦楽を共に過ごしてこられただけに、修理で済むのであればという思いも頷けます。
しかし、御覧になられたらお判りいただける様にスラットが消耗しきっていて、身を粉にして主君に使え続けている今日です。最近ではお施主様も開閉時の重さに苦痛を感じるようになり、今回のお問合せとなったそうです。

早速お宅にお邪魔して、対象の車庫を拝見させて頂きました。確かにシャッターの動きは重く、これでは車でのお出かけもおっくうになりそうな位です。特にお施主様は既に70代になられていて、この開閉に伴なう動作は苦痛以外の何物でもありません。いつ替える?今でしょ!案件です。
シャッターは建てられてからず~っと働き詰めだったのは誰の目にも明らかですが、外壁のリブ波トタンはそう色褪せした風でもなく、とてもン十年経ったとは思えません。恐らく張り替えてからそう長くは経っていないでしょう。
であれば、この際シャッターもということで、御見積を提出した後に取替える事になりました。今までご苦労様でした。

シャッターは、現地採寸後正式に発注をかけてから納期が必要になります。今回も、待つこと約20日、ようやく真新しいシャッターのお出ましです。廻りが落ち着きのある木目調なので、スッキリとしたアイボリーホワイトとのマッチングは絶妙です。何か、一見新しいガレージを建てたようにさえ見えます。
そして、何と言っても開閉時の軽さ、今まで岩でも抱えていたのでは...と思うくらいにスルスルとスムーズに動きます。早く思い立てば良かった御施主様は少し後悔されたようでしたが、この先充分にその恩恵に授かることが出来るのですかそう嘆かれる事も無いでしょう。
二代目シャッターもまた、長きにわたりご愛用頂けると幸いです。
どうか、可愛がってあげて下さい。

飾りじゃないのよ柱はha-han 穴掘るだけならいいけどto-ho 斫りが要るのヨ土間コンki-tu

今回は、昨年の冬に作業場新設工事でお世話 になったお客様から、次のお声掛けをして頂い た際のお話です。

こちらは、昨年新たに仕事を始めるので作業場を欲しておられたお客様のお宅です。今回はカーポートを御所望ということで、訪問日時を調整の上、お邪魔して詳しくお話を伺いました。
先ずは敷地に入ってグルッと見渡すと、あちらこちらに普通車や軽トラック、農作業車等が多数置かれていました。敷地内には大きな納屋が二つあって、所定の場所は決められていなかった様です。
今回対象となる車輛は、農作業車が家主として定住が決まっているものの、もう一台の相席する車輛はフリーといったご様子でした。

カーポートそのものへのご要望については、台風が来ても慌てなくて済む様にと、ご近所にも設置されている折版タイプを希望されていました。現物を見られた上での御希望なので、折版タイプで決め打ちとなります。
サイズ的には二台用の中で、カーポート設置位置及び母屋と納屋との位置関係、駐車する頻度が高そうな車輛のサイズから55-55型となりました。
農作業車輛はたっぱがあり、流石に標準柱という訳にはいかず200mmだけノッポのロング柱25としました。
母屋・納屋共に重厚感のある色合いの為、重過ぎにならない様にシャイングレーでちょっぴりアーバン且つ先進的に。

グズグズの梅雨も明け、製品も入荷し
いよいよ工事スタートです。
今回の折版タイプは弊社イチ押しの製品でエクステリアの達人にとって造作もない事ですが、さにあらずと立ちはだかる敵は、真夏の斫り作業でした。
容赦なく体力と水分、挙句の果てには精神力まで奪ってしまい、作業が終わる頃には廃人と化してしまいます。
達人の日頃の行いが良いのか、今回四本柱のうち斫りは一本のみで、多少メンタルを削られたものの、無事工事を完了出来ました。この工事は風にも影響を受け易く、天候に恵まれたのは幸いでした。この後、知人の方に土間コン仕上げを頼まれているそうです。
完工が待ち遠し気なお客様でした。

車も色々あるように カーポートも多種多様

エクステリア工事の中でもカーポート設置のご依頼は結構多く”雨に濡れずに乗り降りしたい”とか、”大切な愛車だから長く乗り続けたい”など様々な思いが込められています。
お話をお伺いする前に、既に製品やプランを絞り込まれている方もいらっしゃれば、全くわからないので、とお勧めの提案を御所望される方などこちらも多様です。
弊社から御提案させて頂く場合、折版タイプをお勧めしています。耐風圧強度が高いので、台風シーズンでも慌てることなく枕を高くして眠ることが出来ます。
自分で選びたいから、とカタログをお渡しする事もありますが、その際にお客様の目を引く製品が、カーポートSCやアーキフランなどの ”シュッ”としたデザインの製品です。

カーポートSCの場合、目障りな物を全て視界から排除し、建物のファザードを損なうことの無いすっきりとしたデザインで、観た者を一瞬にして虜にします。
アーキフランもその名の示す通り開放的で、前方に柱が無いことから車を回し易く、乗り降りもストレスフリーな事が一目瞭然で、観た人の心を鷲掴みにして放しません。

但し、お値段も相応に御立派で一部のプランの基礎は、1,000W×2,000D程の大きさとなり、写真を見てお分りの通り、ほぼほぼベッド並のサイズで、無筋の状態であれば体格にもよりますが、2~3人位は入れそうです。

御紹介したように御要望も多いカーポート、現在弊社の位置するエリアを担当しているLIXIL福岡南営業所ではキャンペーンを催しておりますので、宜しければチラシを御覧下さい。

ご検討の際には、弊社まで御連絡下さい。
社員一同心よりお待ちしております。