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良い家に住めると You can smell cooking from マド

今回のお話は、何やら食欲をそそられそうですよ❣

 冒頭からカタコトの英語なんか使いやがって、バイリンガルってか❓ おひサッシぶりだね 江戸Boy 元気してた? 残念だけど僕が話せるのは ちっご弁 だけだよ。故郷は大事だからね。
 こちらのお宅では、昨年ゴールデンウィークにキッチンの改修工事をされました。6月30日から3日連続で施工事例を紹介していますので、未読の方は是非ググってみて下さい。
 工事後は夕げの食卓も充実し、家族仲良く過ごされていました。
 しかしある時、鼻の利く奥様が工事後の異変に気付かれました。調理中の匂いが隣室のホールに侵入していたのです。侵入経路を探っていると、キッチンを出てすぐの壁に付いているマドが視界に入りました。近付いてみて確信しました。匂いを手引していたのはこのマドでした。流し台の位置変更に伴い排気口の位置が変わり、このマドからの侵入経路が誕生したのです。
 振り返れば筑後 もとい 築後40数年、既設サッシの気密性の非は、認めざるを得ません。ほう助の罪を問うことも出来ず、警察に通報しても民事不介入と門前払いです。

 どうしたものかと悩んだ結果、内窓を設置して足りない気密性を補うことにしました。内窓設置目的の多くは、断熱性向上・結露抑制や騒音対策などだと思い込んでいましたが、よく考えてみると、ご相談でお伺いする会話の中には、すき間風といった重要なキーワードが含まれているのを見過ごしていました。気密性が劣ればどんなにガラスのグレードを上げても効果が薄れてしまいますからね。
 さて、内窓を設置するのであれば、補助金を活用しない手はない。ということで、少し先の3月に申請受付開始予定の窓リノベ24対象を目指しました。一窓だけでは申請下限の5万円に届かないので、吹抜に隣接するFix窓にも内窓を設置することにしました。
 本体色は壁紙を邪魔しないようホワイト、ガラスは眺望を損ねないようLowーEクリアの高断熱仕様で、Fixと開き窓が各一本です。
 内窓を設置される際、既設の外窓は古いものが多いのですが、その大半は引違で、今回の様に引違が一本もないというのはレアケースです。

 申請受付開始前なので、昨年のピーク時からは想像できない程、納期は短くなりました。休みも含めて発注後約二週間で製品入荷です。
 今回は稀なオプションも使われています。一般的な名称はアームストッパー、リクシルさんでの名称は制限アームです。こちらはアーム(腕)の長さに達したら、それ以上開かないようにする補助具です。筆者もサッシ等の積算を入力しますが、過去に入力したことがあったかな と振り返る位レアアイテムです。
 ここで大きな落とし穴に直面します。通常出ないオプションということは、取付ける事も稀です。取付けるには位置決めをして先行孔を開け、固定します。メーカーさんからは ”間違わないでネ!” という配慮から、位置決めシールが同梱されています。憎い心遣いです。間違いを起こしやすいのは、どの起点から〇cmなどという詳細な位置ではありません。内側なのか・外側なのか、その面に対して上なのか・下なのか、右なのか・左なのか 起点を特定する事が重要です。
 危ないところでした。施工後の写真で貼られているシールの位置は間違っていて、そのまま加工していれば一生の汚点となるところでした。如何なる業務遂行時にも励行を厳命されている 三回チェック の賜物です。起点決めに三回、起点からの位置決めに三回 手抜かりなく行い取付けると、嵌張ズッポシはまりました。

 吹抜のFix窓への取付けは高所作業となりましたが、ヘルメットを着用の上、安全第一で任務を遂行し、無事完工です。顔出しNGではありますが現場監督のご家族の方も、適切に取り付けられたか確認する為にカメオ出演されました。
 加工ミスを免れてヒヤリハット体験を経て取付けたインプラス。その後、実力を遺憾なく発揮し、匂いをことごとく返り討ちにしているとのことで、研ぎ澄まされた嗅覚をお持ちの奥様も、大変満足されていました。
 今回も色々と貴重な経験をさせて頂き、有難う御座いました。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

雨戸 改め 網戸一筋

今回は網戸を新調された際のお話です。

 演歌の一節みたいなタイトルで始まりました今回のお話、女性の方からのお電話で物語は動き出します。
 何でぇ、物書きみたいな始め方しやがってこのエセグロガー、この後何が始まるってんでぃ? 人聞きのわる事言わないでくれよ 江戸Boy 先に結末がわかっちゃったらつまんないでしょ! そこは一つ おサッシ 下さい。
 お声の主はご実家を出られて別に住まわれているお嬢様でした。ご用件は、網戸張替と玄関引戸を見て欲しい、というご依頼でした。敬愛してやまぬ親への ご令嬢の想いがひしひしと伝わってきます。足元にも及ばない自身の対応を顧みて、食い改めなければと自責の念に駆られる筆者でした。
 早速営業担当者に内容を伝えると、事情を鑑みて即日対応を決断し、お宅にお伺いしました。先ず現状を把握しなければ、前に進めませんので。

 先ずは礼節に重きをおいて全体活動の指針に従い、大きな声でご挨拶を済ませました。そして、一つ目のご依頼対象の玄関引戸の状況を確認します。築年数が40年を超えているので、外見からはサッシにも傷みが出てはいました。どの様な不具合があるのか尋ねたところ、自分ではわからないのでお嬢様に聞いて欲しい、との事でした。そもそも、網戸の件も含めてお嬢様が統轄されているので、こちらについては網戸の現調を済ませた後に確認する事にしました。
 玄関で肩透かし的な感じになった後、網戸張替希望のサッシを拝見させて頂きました。4.5尺2枚建の高窓には、随分と風通しが良さそうな網戸が付いていました。ここで注目です。網は、今時あまりお目にかかれない ブルーネット です。青い網、昔は木製建具に張ってあるのをよく目にしました。サッシの場合、最近ではブラックが多いようですが、本体カラーのシルバーに合わせてグレーネットも所望されるようです。基本、網を張替えの際には既存色にされるかを尋ねています。
 張られている網、腰下は既に逃亡していて、現在上の網も逃亡を企てているようです。網を張替える事は可能ですが、本体のフレームが問題です。網戸の動きが悪かったのでしょうか。無理に動かしているうちにフレームに過負荷がを掛けてしまったようで、フレームがよれてしまっています。
 とりあえず現況確認を済ませると、もう一箇所のご希望場所へと移動しました。

 お縁の4枚建掃出しには、長年連れ添ってきた合せ網戸が2枚仲睦まじくお出迎えしてくれました。こちらの網戸もカラーコーディネートされていて、ブルーネットが張られていました。
 ここで、この つがい の違いに気付きました。外観左の網戸には中桟が見当りません。中桟までもが逃亡してしまっています。こちらは、網は外れていないものの網押さえのゴムがゆるゆるです。そして何より先程の高窓同様、フレームがよれてしまっています。これは、張替に留めず取替を勧めるべきだと判断しました。
 お嬢様への連絡の際、先ずは玄関引戸のご依頼されたかった内容についてお伺いしました。お話によれば、施錠・解錠の際にコツ(要領)が要るそうで、調整等で改善されるのであればお願いしたいとの事でした。改善されるかどうか不明だが、取替に十分に値する使用年数を経ているので、取替をお勧めしました。検討しておくとのお返事で、即取替には至りませんでした。但し、サッシの専門職を生業としている以上、伝えるという義務は全うしなければなりませんので。
 網戸については現況の全てを御報告した上で、ご希望の張替ではなく取替をご提案しました。張替に比べると費用負担は嵩みますが、不健康な本体に健康な網を張っても長持ちしません。こちらも少し検討されたいとの事でしたが、年明けにご連絡を頂き二箇所とも新調する事になりました。

 発注の際には、掃出しの障子に合わせて中桟の位置を指定しました。段違い平行棒なんてみっともないですものね。
 製品が入荷し、建込みには業務課リーダー自らお出ましです。丁寧に挨拶を済ませた後は、テキパキと任務をこなします。調整を済ませると、あれ程動きがカタかった網戸が滑るように軽く動きます。開閉時にあれだけ動きが鈍かったのですから、さぞやストレスが溜まったことでしょう。もう すいすいですヨ❕ 掃出しの中桟の高さもジャストフィットで、会心の作業を終えることが出来ました。
 作業終了後に資材を片付けて清掃を済ませると、お客様に声を掛けました。浴室や脱衣所の寒さがこたえるとお聞きしたので、高齢の方は特にヒートショックに注意して頂くよう詳述しました。その際に、現在とてもお得な補助金がある と、窓リノベ24についてご説明した上で、内窓設置をお勧めしました。
 また、弊社では外構工事や不動産業務も行なっている事を、資料を交えて詳しくお話させて頂きました。
 今回も大変お世話になりました。補助金を活用した改修工事や外構工事、不動産に関するご相談など御座いましたら、いつでもお声掛け下さい。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

担当発表します。営業はウサギ 経理はカメ カバは広報 んっ、カバは広報? カバー工法のリシェント❓

今回は玄関の扉が開閉できず、待ったなしの案件についてご紹介します。

 待ったなしって相撲じゃないんだから、一体何があったってんでぃ?そうせかさないで安全運転で行きましょう 江戸Boy 急いては事を仕損じるって、それ位は おサッシ 下さい。
 昨年12月の半ばに玄関ドアの件でお電話を頂きました。年末という時節柄、扉の開閉や鍵などの不具合対応と、修理硝子をご希望されてのお電話を数多く頂きます。ところがこちらのお客様は異なりました。会話の最初から玄関ドアの取替を口にされました。よほど切羽詰まっていらっしゃるのでしょうか?お電話でのお問合せの場合、その多くは生じている不具合事象に対して、調整や部品取替を前提として現地調査依頼を望まれます。本体丸ごと取替を検討される場合は、ご来店される方も少なくありません。現在ではWeb上で製品を検討される方も見受けますが、ご高齢の方にとってその選択は難しいようです。

 どちらにしても、一度お宅にお邪魔して現状を把握する必要がある為、再度お名前とご住所、電話番号などを伺いました。その後もう少し詳しくご要望を伺ってみると、扉は既に壊れているとの事でした。師走の19日に玄関扉が壊れているとなると、さぞや不便な思いをされているでしょう。出来るだけ速やかな取替となるよう努めなければ、と何か決意じみたものが頭をよぎりました。
 お話の中ではとても取替に掛かる費用を気にされていました。確かに玄関サッシともなると、それなりの価格となります。さもありなん、玄関と云えばある意味お家の顔とも云える存在です。どのメーカーも財布の紐を緩めようと、憎らしいくらいに購買意欲をくすぐるラインナップで、お客様を翻弄します。
 玄関サッシなどはそう頻繁に取替えるものではありません。ですから、取替に際しては相応の製品をお勧めしたいのですが、決断されるのはお客様ですのでご意向に沿わなければなりません。今回の第一命題は、お客様の予算内で納まることに尽きます。

 先ずは壊れているという玄関ドアの状況を確認すべく、お宅にお伺いしました。
 ご挨拶を済ませた後に、現在通行止めとなっている玄関ドアを拝見させて頂きました。確かに玄関ドアは開閉困難な状況で、玄関の床には開閉時にドアを引きずった跡が残っていました。枠の根元は、これまでに見たことが無いほど、腐食が進行していました。折角の断熱ドアも、屋外側の面材は下端からめくれていて、下端の木口を覗き込むと断熱材が コンニチワ していました。
 流石にこの状況では、取替える以外の選択肢はありません。予算が厳しいとお伺いしていたので、兎に角スペックを抑えた製品をご提案しました。
 それでも若干予算に合わず、既設ドアの処分はお客様ご自身で行われる事になりましたが、取替工事はご用命して頂きました。あいにくお正月を挟んでの発注となったので、入荷は1月10日となりました。年始は休業明けという事もあり、工事が重なっていた為、製品は工事日の18日まで一週間程静養です。
 そう云えば、お客様は予算の事に気を取られていらしたからでしょうか?営業担当者のプレゼン⇒成約を経て発注を済ませた後にご来店されました。ご来店の目的は、製品の詳細なスペックを確認して家族に伝える為との事でした。担当者に確認したところ、プレゼンの際にキチンと案内したとの事で、やはり気持ちに余裕が無かったのではないでしょうか?若輩者では御座いますが、常にゆとりのある行動をお勧めします。

 長らくお待ち頂いた工事の日、スーパーヒーロー大工さんに自慢の腕前を披露して貰いました。既設枠の根元の腐食度合いは相当なものでしたが、カバー工法の工事において支障は生じませんでした。
 それから、ご用命の際にはご自身で処分されるとおっしゃっていた既設建具ですが、大きさ的にお車からはみ出してしまうそうで、改めて処分依頼を受けました。予算の兼合いで単板ガラスにグレードを落としたのですが、出入口の第一命題である開閉に支障がなくなった点を、大変喜ばれていました。
 今回も、大変お世話になりました。またのお声掛けをお待ちしております。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

住民の 補助金による 断熱の為の 設置  インプラス

荘厳なる断熱化宣言で始まった今回は、内窓設置のお話です。

 何でぇ今回は随分と威勢がいいじゃねぇか!何かいい事でもあったのか?俺とオメェの仲なんだから、隠し事なしだぜ❣ 久しぶりだね江戸Boy 顔を出さないから心配してたんだよ。何かあったかって?そこは一つ おサッシ 下さい。っていうか、二人の仲って変な誤解を招くようなこというのやめて‼ と、スーパーボーゲン⛷で雪煙を挙げたところで道草おしまい。
 今回は、1月29日に玄関引戸取替でご紹介したお宅の窓に、内窓を取付けた際のお話です。前回もご説明しましたが、工事に至ったのは補助金を活用する為でした。未読の方の為におさらいしてみましょう。
 前回は玄関引戸を取替えたのですが、その工事は補助金の対象に該当していました。子育てエコという名称で、三月末から申請受付が開始される予定です。ところが残念なことに、その工事単独での補助予定額は¥37,000で、申請受付は¥50,000からの為申請下限額には及びません。万策尽きたか...いえいえ打つ手が無くもありません。補助率の高い窓リノベ24という別の補助金で¥50,000以上の申請を同時にすれば、補助金が活用できる という説明で本工事に至りました。

 確かにきっかけは補助金を活用する事でしたが、それ以上に得られる効果が大きいという点も見逃すことは出来ません。
 こちらのお宅は建てられてから相当な年月を経ています。お手入れの労を惜しまなければ、それなりに劣化を留める事は出来ますが、かと言って新しくなる訳ではありません。当然住設機器なども含めて設置された物全てが、メーカーによって日々進化を遂げていきます。サッシも例にもれる事はありません。耐風圧性・気密性・水密性・遮音性・断熱性といった性能面において、既設と現行製品とでは比べ物になりません。この場合、劣る点全てを補う事は出来ませんが、躯体の健全性が確保されていれば、遮音性や断熱性については内窓を設置する事で、補填が可能です。断熱性に関しては取付けた日の夜や翌朝に、遮音性に関しては取付けた直後から、その効果を体感できます。
 補助金が活用出来て、前述の他にも結露軽減や紫外線カット、防犯性向上に加えて高騰する電気代抑制 と、数える指の数が足りなくなる位のメリットがあるので、お客様も即決GOサインでした。

 取付けるサッシですが、和室の二窓と、冷えが気になる浴室を希望されました。補助金の申請受付開始が3月末の予定で、補助金がおりるのは7~8月頃になる旨をお伝えしましたが、工事は玄関に引続き製品入荷次第とのご依頼でした。
 玄関引戸同様クリスマス🎄に発注業務を済ませて、一足遅れて1月16日に入荷。一晩寝かせて熟成させた後、お客様宅へと旅立っていきました。ドナドナドーナド~ナ 気分はドナドナです。
 工事では、我が社のスーパーヒーロー大工さんが惜しむことなくそのゴッドハンド👍を披露してくれました。現地調査にぬかりはなく、速やかに工事を終えて、こちらのお宅での工事はこれにて完工です。

 時間の許す範囲内ではありますが、施工事例を作る前には、エピソードを入手すべく、聞き取り調査を行ないます。最初に受付などの応対をした社員、営業担当者、現地に赴いて工事を行なった作業従事者からです。しつこく聞きまわっているせいか、最近私が近づいたのに気付くと、そそくさと逃げ出す社員も出始めています。裏が取れたらそのうちしょっ引いてやるから、首を洗って待ってなチャイ🤨
 今回は、ヒーロー様がインタビューに快く応じてくれました。内窓設置工事の際に、ご主人様と遭遇されたそうで、地場の世話役でご一緒していたことがある間柄との事でした。久しぶりに偶然の再会を果たせて、昔話に花🌸が咲いた様ですヨ。気分はアゲアゲ😊 といったところでしょうか❓
 後日、代表がお客様と同席させて頂く場があったそうです。その際に、工事内容だけではなく、挨拶等も含めた所作立ち振る舞いについて、お褒めの言葉を頂戴したとの事でした。勿体ないお言葉、本当に有難う御座いました。有難う御座いました。そして、遅ればせながら、今回も二度にわたり、大変お世話になりました。素敵なお庭を拝見させて頂き、殺伐とした心が癒されました。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。

クジラ🐳 になった アルミニウム

今回は、玄関引戸取替の事例をご紹介します。

 もうすぐ新年を迎えようかという時期に、こちらのお宅では急に玄関錠の調子が悪くなられたそうで、お電話を頂いたのが12月18日。お家を建てられてから相当な年月が経っているとの事で、使用頻度の多い玄関の場合、疲弊していてもやむを得ないところもあります。
 年末の慌ただしい中お客様にアポイントをとり、早速お宅にお邪魔しました。いくら忙しいとは言っても、お家の顔である玄関の不具合を放置して、年を越して頂く 何て塩対応は出来ませんものね。
 お宅に到着後ご挨拶を済ませてから、現状を確認させて頂きました。錠の不具合については取替でも対応可能と判断出来ました。ただ、主であるサッシそのものが疲れを隠し切れず、動きは重く、表面は塩が吹いたようになっていました。

 本来アルミニウムは強くて丈夫な素材ですが、長年使い続けていると腐食が起きる可能性があります。
 年数を経たアルミサッシを凝視したことがおありですか?白い粉を吹いたような斑点が出来ていたり、表面の塗装が浮き上がったり このような状態を腐食といいます。
 腐食に至るには、様々な要因が挙げられます。長年風雨にさらされて、表面にはホコリや細かい砂などが付着していきます。屋内外の気温差に伴ない生じる結露も素材を傷める要因ととなります。また、車の排ガスや塩分を含んだ潮風なども、素材に影響を及ぼします。これらの汚れを長期間野放しにしておくと、アルミニウムは様々な物質と化学反応を起こし、劣化が進んでいきます。
 完璧にという訳にはいきませんが、メンテナンスにより、ある程度の効果は見込むことが出来ます。
二液性塗料を用いた塗装や、腐食が生じた部分を削り取りヤスリをかけた上でサビ止め塗料を塗る などといったものです。これにより、素材の状態をある程度はキープすることが出来ます。
手間・ヒマ・愛情を注いでメンテナンスに励んでアルミニウムとの長い蜜月を過ごすか、諸行無常 と割り切って時の流れに委ねるかはお客様がどう判断されるかによります。

 今回は玄関錠取替でも不具合は解消できたのですが、サッシの疲弊度を考慮されて、本体取替も検討したいとのご意向でした。そこで、現在主流となっているカバー工法のリシェント玄関引戸をお勧めしました。工事が一日で済み、切った張ったが少ないなどの長所をご説明し、取替見積をさせて頂く事になりました。
 障子のデザインは、既設は千本格子と万本格子の中間位で格子が細くピッチも近いものでしたが、今回はどっしりと安定感のある縦通しです。上から押さえつけられるような感のあるランマはなくしてテッペンまで障子をズドンッ!ガラスは断熱性向上を図ってアルゴンガス入りのLow-EのPG仕様を選択。色は深みのある美しい赤色が特徴的なポートマホガニーといった製品スペックです。
 プレゼンテーションでは価格も含めた内容にご納得頂けました。
 その際に、今回の工事は補助金の対象となる事をご説明しました。子育てエコという名称で、三月末から申請受付が開始される予定です。ところが残念なことに、本工事での補助予定額は¥37,000で、申請受付は¥50,000なので申請下限額には及びません。しかし、打つ手なし という訳でもありません。補助率の高い窓リノベ2024という別の補助金で¥50,000以上の申請を同時にすれば、補助金がおりるという点を説明しました。その上で補助金の活用をお勧めしたところ、興味を示されて内窓の追加見積もご用命頂きました。
 内窓の件については、この事例の執筆時点において工事未着手の為、後日また御報告させて頂きます。

 クリスマスに発注した製品は1月11日早朝に入荷しました。翌日からは休むことなく働きづめとなるので、会社で一日休息して貰いました。12日工事に出発する際にはすっかり疲れて、さわやかな笑顔で旅立っていきまた。 ”お客様のおっしゃる事を、ちゃ~んと聞くんだぞ!” と、送り出しました。
 工事の際はお客様に一声かけてから、養生も含めた準備作業を行ないます。本作業では最初に障子を外すのですが、引戸の動きが重くなっていたそうです。今まで連れ添った枠と離れ離れになるのが辛いのでしょう。枠を外さないのがカバー工法 そうささやきながら断腸の思いで障子を外しました。外した障子を慰めるのに多少手間取りましたが、後工程は予定通り進み、1Dayリフォームの終了です。
 一足先に工事を済ませて新しくなった玄関に、お客様も喜ばれていたそうです。続きの内窓工事の際にまたお邪魔させて頂きます。
 それではまた、どちらかのお宅の事例案内でお会いしましょう。